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“創造する”という生き方☆ アートのある暮らし

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お取り寄せいろいろ


◆絵画とクリスタルジュエリーのショップへはこちらから→
(愛の広がりプロジェクトの波及絵画、ミラクル ビュー ヒーリング(旧:奇跡の法則)の絵、絵画、マリアライトジュエリー、祈りの花ジュエリーを取り扱っています)

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こちら→
(上記ショップにて取り扱っている商品についての説明です)

◆オーダーメイドについては
こちらから→
(愛の広がりプロジェクトのオーダー発起人、オーダーメイド絵画とジュエリー、マリアライトジュエリーのオーダーなどの受付)

◆手仕事のサイトiichiへはこちらから→
(基本 上記ショップと同じですが若干出品内容が異なり、 作品情報がより見やすく、伝わりやすくなっています。上記ショップの商品の他にプチジュエリーも取り扱っています)

〈お知らせ〉
ミラクル ビュー ヒーリング絵画技法の開発者・講師であり、“愛の広がりプロジェクト”や“マリアライトジュエリー”などの企画・プロデュースをされた西出麻里奈さんのブログが新しくなりました。
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(※これまでリンクを貼っていた旧ブログは新しいブログの内容が充実した後、閉じられる予定です)





ちょっと前の記事で古いもの、主に本への愛着をつらつらと書いた後から、また無性に古本を手に取りたくなっていました。

そうはいっても、こう暑過ぎては図書館まで一駅分を歩いて行く気にはとてもなれず…(-_-;)

検索して取り寄せました☆


描き込まれた絵をじっくり見たくて、選んだのがこちら↓
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レオナルド・ダ・ヴィンチの全集です。1978年のもの。
本の状態の詳細に“かなりほこりっぽいにおいがします”というような説明が念を押すように書かれていましたが、「元々古いのが希望なのだから」と決めました。
こちらは送料込みで1000円以内でしたが、同じ本でも新しいものには6000円以上の値段がついていました。

そして…届いた当日、開封してすぐは確かに独特のにおいがすごかったです★

そんなに悪いにおいではないのですが、ちょっと厳しかったので暫く置いてから改めて手に取ることに(^_^;)
今はほとんど大丈夫になりました。

中身より↓
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↑『聖フィリッポ』(“最後の晩餐”のための素描)。
若い男性というよりは、ほとんど女性のような優美な表情です。

私は素描を見るのが好きなので、素描の図録などもまた欲しいと考えています。


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↑この『女性の頭部』はレオナルドの下図に他の画家が加筆したものだろうと言われているそうです。


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↑『聖アンナと聖母子と幼児聖ヨハネ』。
完全に色をのせてしまわずにおいてあるこの感じ、かえって重厚な雰囲気が出ていてすごく好きです。


本の独特のにおいも気にならなくなったことだし、まだまだこれから時間をかけてゆっくり眺めていきたいと思います(^_^)♪

完璧な仕上がりの名画そのものもいいですが、そこに繋がる途中の段階、たくさん残された習作にもドラマがいっぱいあっていいなと感じます。

音楽でも、未発表曲やデモなどにもいいものがたくさんあったりしますもんね。



最後に…。

こちらは娘が私宛てにお取り寄せしてくれたビリーのポストカード↓
すごく好きな表情なので、早速飾らせてもらいました。ありがとう(*^_^*)
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今日は夏の終わりのささやかなお取り寄せについてでした^^
お読みくださり、ありがとうございました☆

by anandab4 | 2017-08-30 14:51 | 好きなこと | Comments(0)

定期的にしたくなる身辺整理

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やっと夏休みの終わり。

子供たちの足指にまだ若干の心配どころはあるものの、揃って学校が始まりました。


修理に出していたプリンターも、昨日無事に元通り設置完了(^^)

iichiからの注文の場合は納品書をプリントアウトして添えなければならないため、無いと不便だな…と思っていたのですが、プリンター不在期間が終わると同時にちょうどまた注文が入り、そのタイミングの良さが何だか嬉しかったのでした(*^^*)


私の場合、注文が入るのは大体iichiからがほとんどです。他は「ブログを見て」と直接連絡いただいたり、ブログ連携ショップからだったり。関東地方からが比較的多い傾向にあります。

顔が見えない分、お取引に緊張感がつきものですが「今度はここへお届けするのだな」と自分の商品が日本全国のいろんな所へ発送されていくのが嬉しくもあります。




Facebookは、そういった面では私にとってはあってもなくても変わらないツールでした。

Facebookで繋がった人たちは、ごく一部Facebook上のみ(「友達の友達」からのリクエストに応じたケース、ご縁があって繋がったケース)の関係も含まれますが、基本的には会った事のある人たちです。なので3年半で70人にも満たない人数でした。

3年半で、というのは昨年秋頃から投稿をやめ、ブログのリンクを外し、最近ではタイムラインを覗く事もほぼしなくなったからです。

Facebookのメッセンジャーで連絡をくれる友達もいるので、アカウントは置いています。
またアカウントを完全に放置するのは乗っ取りなどの危険もあるらしいので、一日一回はアクセスするようにしています。

誕生日にメッセージをくれた人には、同じくメッセージを返しています。が、この“お誕生日お知らせ機能”について知らなかった事を、私はずっと後悔していました。知ってたら誕生日なんか登録しなかったのに…(>_<)
何とかならないものかと考えていたところ、非表示に出来るという事を知り、やっと非表示に設定しました。


そんなFacebook上での繋がりが仕事に発展した事は、稀に嬉しいご依頼があった事を除いては、私の場合はあまりありません。
宣伝するのが苦手で、同じ内容を何度も投稿したくない傾向もあります。

作ったものを載せた投稿などに「またお願いします」のようなコメントをする人もいましたが、それは「挨拶」だと取っておいてほぼ間違いないです。
本当に依頼してくれる人は、「また」でなくすぐに連絡してくれるものです。


ブログへのアクセス数なども、リンクを外しても特に差はありませんでした。


そんな風なので、時間の浪費になるタイムラインの閲覧や、仕事以外の面でも形だけのやり取りが億劫になってきていた私にはSNSは必要ないと思うに至ったのです。ついていかなければならないような義理もありません。
他のツールも含めて、SNSへの投稿、やり取りは今後もしないでしょう。

この流れからすると今日のテーマの「身辺整理」はFacebookか、となりそうですがそうではなくてメインはこのブログの方です(^^;)


前にも書きましたがブログを始めた当時はどんなテンションで書いたらいいのかが分からず、今読み返すと動く絵文字を使用するなど、私にしてはかなり無理がありました(^^;)

これまでにも、折に触れて見直して修正を加えたりしていたのですが…。

開設当初はまだヒーリングにも傾倒している部分が結構ありました。
元々ヒーリングアートとしてのもの作りという形を取っているので、そこに至るまでの経緯から入る必要を感じていたのもあります。そういった理由で、ブログジャンルもアートとスピリチュアルに絞りました。

現在はセミナーなどを受ける予定もなく、スピリチュアルな内容に触れて記事を書く事はなくなってきています。
時々 これは子育てブログか?と自分で思うことも(^_^;)

神聖なものに触れるのは好きだし、目に見えない世界への関心はありますが、書き始めた当初と今の自分ではやはり違うなと感じています。
そんな心境の変化もあり、読み返して文章を修正した箇所もあります。


内容的にもう置いておく必要のないいくつかの記事を削除したりもしました。


昨年の二人展開催の際に必要だった顔写真も、開催した記録としての最低限の分だけを残して削除しました。
(開催中は様子が伝わりやすいよう、来てくださった方の中から何人かに掲載許可をいただいていくつか記念に撮った写真を掲載しましたが、これからはブログ上ではなく私個人の思い出としてそれらの写真を手元に残したいと考えています。)



開設してからの記事全てに目を通して整理出来ていないので、所々落ち着きのないテンションの記事がまだ残っているかもしれません(^_^;)


ブログを見に来られる人は目的の記事意外では最近の記事や記事ランキングに入っているものなど、要するに目につきやすい記事を読まれる事が多いので、なかなか遡って古い記事を読みに行かれるというパターンはないとは思いますが…。
今の時点でちょっと整理が必要だと感じ、実行に移した次第です。


以上、最近の私の身辺整理についてでした☆








by anandab4 | 2017-08-28 16:56 | 日常のこと | Comments(0)

古いものへの愛着が深まる今日この頃


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昨日の夜、不意に身体にだるさを感じ、測ってみたら微熱が。
単に暑いからなのか、風邪なのかが判別出来ず…。とにかく早く布団に入りました。

旦那さんは「暑気あたりじゃないかな?」と。
確かに年々 暑さが身体に堪えるようになってきています★寒さより暑さがしんどい(-_-;)

今朝も続いていたため、パブロンを飲んでみたらちょっと楽になりました。

今日は長女が昨年の私と同じ、フェノール法の手術を受ける日だったのです。
長女の場合は爪の幅が広く、二枚爪になった事で中で指に刺さってしまっていたようです。
手術自体は全然平気だったものの、麻酔が切れてくるとやはり痛いようです(>_<)

夏休みに入ってすぐの検査は異常なしで無事診断書を書いてもらえましたが、爪の手術があったりと長女にとっては何かとメンテナンスが必要な今年の夏休みでした。

次女もお盆前に深爪をやらかし、陥入爪に。こちらは事情あって、お父さんが少し遠くの皮膚科まで連れて行ってくれています。
結果、私を始め、長女、次女と患部が3人とも同じ。


旦那さんに「巻き爪三姉妹」と言われてしまいました(-_-)


3人続けて爪の疾患とは…と思いますが次女も何とか無事に楽しくダンスの大会を終え、いい思い出が出来たので良しとしましょう(^_^)
そんな今年の夏休みも、本当にあともう少しです☆




夏休みと言えば読書感想文、という習慣を思い出すからか?懐かしい本が気になります。

昔 図鑑のような大きさで実家にあった絵話シリーズの挿絵が恋しくなり、検索してみたらどこも品切れ。
とんでもない値段がついていたりしました(ーー;)


田舎へ帰省した際に離れで私の古いレコードを漁っていた長女が「本も結構置いてあったで」と言うので、一度探してみないとと思います。
早まって買うのはまだよそう。

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↑こちらは母が小学生の頃に買った本。あちこちテープで補修してあります(^_^;)
私が小学生の頃に見つけて読み、今では長女のお気に入りに(^^)
「この本だけは絶対手放したくない」と長女。大切に保管して度々眺めています。

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↑この健全さ、いいですね~(^^)子供たちへの思いやりを感じます(*^^*)


この『銀翼の少女』はスチュワーデスに憧れ、夢を叶えるビッキーが主人公のお話です。
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↑アメリカの雰囲気がよく出ている美しい挿絵を描かれたのは日本の方。
私も長女も、この本の挿絵が大好きなんです。

探している絵本全集もそうですが、昔の日本の絵本は絵に個性があって、その国らしさがちゃんと出ていて、とても魅力的でした。
愛情を持って、とても丁寧に作られている感じがします。

私は一部を除いた今の絵本に魅力を感じません。
子供向け絵本もほとんど漫画みたいな絵で、どれも似たような絵でお国柄の情緒も伝わってこず、漫画なのか絵本なのか区別がつかない。
長女も「わかる~!ほんまにそう!」と言っていました。

「読んだら終わり」でなく何度でも手に取って読み返したり、眺めたりしたくなる本。
大人になっても、思い出と共に記憶に残っている本の持つ魅力は色褪せません。

私のように、古い絵本を「また見たい」と探している人もやはりたくさんいるのだな、と思いました。

そんな古いものの持つ魅力を改めて実感し、愛着が深まる今日この頃なのでした。


お読みくださり、ありがとうございました☆

by anandab4 | 2017-08-22 18:19 | 好きなこと | Comments(0)

無事に終わった盆休み


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お盆の帰省も無事終わり、またいつもと同じ日常が始まりました。

毎年こちらへ帰って来た途端、うだるような暑さの中へと引き戻されるように感じるのですが、今年は割にマシな方^^

マンション周辺の蝉の鳴き声もあまり聞かなくなりました。


今回の帰省では、ちょっと前に熊が家の裏のまだ青い柿の実を食べた形跡があったと聞いていたので、「とうとう来たか」と夕方から早朝は外へは出られないなと警戒していました。
どちらかというと、夕方の方が出現率は高いそう。

木の枝がバキバキに折れていること、食後すぐお通じがあるのか落し物があることなどからそうだと分かるそうです。

これまでにも近所で熊の目撃例はいくつか聞いていましたが、本当に「とうとう」という感じ。
熊は一度見つけた実の生る木の場所を覚えていて何度も来ると聞いた事があるので恐ろしく…(>_<)

昔は山のだいぶ上の方まで行っても滅多に出くわすなんて事はありませんでした。
祖父について山の中を歩いていた時「これは熊だろうで」と祖父が木に残った爪痕を指して言っていたのを覚えています。
一山なんてあっという間に超えてしまうほど、走るのもうんと速いんだとか。



帰省中、「熊が檻にかかった」と知らせがありました。
檻に捕まった場合、一度目は発信機付きの首輪をつけて離すんだそうです。二度目は猟師さんを呼んで、始末してもらいます。
今回は二度目でした。



熊だけでなく、猪、鹿などに作物を荒らされる被害も相次いでいます。
それらの被害に備えて致し方ないとはいえ、山際から田畑、庭の花壇に至るまでそこら中に網が張り巡らされた現在の風景に、どことなく閉塞感を感じてしまいます。
昔は動物たちと人間、互いの領域が自然と区別されていましたが、今はそうはいかないのです。

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↑次女が「おばあちゃんに」と摘んだ花(^^)


子供たちも大きくなり、真昼の太陽が照りつける中 魚を獲りに外へ飛び出していく事もなくなりました。

せいぜい散歩がてら歩いて一番近くの販売機までジュースを買いに行くぐらい☆


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↑ミーちゃんも今年の夏はおできができたりする事もなく、比較的元気な様子。
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↑家の裏の物置付近がミーちゃんお気に入りのお昼寝場所。

皆の話し声もするし、背後は壁、家も目の前なので何かあっても安心です。
でも常にミーちゃんの耳は周りの物音を拾うため忙しなく動いています。
リラックスしているようでも、絶えず周囲の安全に気を配っているのです。

夜暗くなってから、ミーちゃんの悲鳴が聞こえる事が何度かありました。
余所から来たストーカー猫を追い払うため、すかさず母が戸を開けて「コラッ!!」と言うと大概退散するようですが、ミーちゃんなりにも外敵に「来るな」と必死で悲鳴を上げているのでしょう。

ミーちゃんが朝になっても顔を出さない時は、大体怪我をしていたりと何かがあった時なんだとか。

帰省した晩、早速ミーちゃんの悲鳴が。
朝になって坂道の所に大量に抜けた毛が落ちており、お昼になっても姿を見せなかったのでひょっとして熊に襲われたのかしら、とゾッとしましたがおやつの時間に怪我もなく無事で現れ、ホッとしました。
夜のうちに何か怖いもの(多分山の生き物)を見かけ、落ち着くまで出て来られなかったのかもしれません(>_<)
あの抜け落ちた毛は誰のものだったのか?



お墓参りの日は朝から雨降り。山の上のお墓まで急な山道を登らなければならないため、雨が降るといろいろ大変★

母の田舎ではお墓参りは一年に一度です。お盆の二日間に集中して参ります。

子供の頃 眠たいながらも早起きして6時までには出発していましたが、動物はおらず お墓参りに来る人たちの姿がたくさんありました。
最近は朝早くが面倒なのか、前日の夕方に参る人もいますが夜の間に供えた食べ物ばかりか花まで食べ尽くされ、お盆の朝には何も無くなってしまっていて、何とも言えない気分になります。



今年のお盆休みも総勢10人分の食事作りと後片付けに追われた日々でしたが、賑やかな姉一家と集えるのは本当に楽しい(^O^)♪
甥っ子たち二人とも身長180cmを超し、すっかり見上げるばかりになってしまいましたが…(^_^;)

いとこ同士4人も相変わらず仲良し(^_^)
一人小学生である次女も平等に扱ってもらっていました。トランプのポーカーは次女がとても強かったようです☆


年々変化していく故郷の環境に少し寂しさも感じる中、こうして変わりなく集える有り難さが身に染みるのでした。



お読みくださり、ありがとうございました☆





by anandab4 | 2017-08-17 17:27 | 日常のこと | Comments(0)

30年目の『嵐が丘』


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◆ジュエリーのワークショップについては
こちら→
(“自分のためのマリアライトジュエリーを作ろう!”ワークショップの問い合わせと受付)

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〈お知らせ〉
誠に勝手ながら、8月9日から8月16日までお取引はお休みさせていただきます。
お問い合わせやご注文はなるべくこの期間を避けてご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。

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30年前の夏休み。例によって私と姉は田舎で過ごしていました。

早朝から田んぼへ出る祖母はお昼御飯の後はちょっとゆっくりして、ドラマを観ていました(^_^)
その場に居た姉や私も何となく一緒に観るように。当時 放映されていたのは『愛の嵐』でした。
エミリ・ブロンテの『嵐が丘』をもじったドラマで、私は主人公たちが大人になっていたぐらいから観始めたのですが、これがなかなか面白く…。

これがきっかけとなり、母の持ち物であった『嵐が丘』の本がちょうど実家にあったので、中学2年生だった私は夢中で読破したのでした。

物語の語り手であるネリイはよくぞここまで詳細に主人たちの言葉を記憶していたなと感心する程の、各々のセリフの長さ。
全ページが小さな文字でびっしり埋め尽くされています。

それでも、中学生だった私でも不思議とめげずにどんどん読み進む事が出来ました。
母の『嵐が丘』は三宅幾三郎さんの翻訳なのですが、数ある中でこの方の訳文は一番良いと言われているそうです。

以来、母に譲ってもらったこの本は、私の宝物になりました。折に触れて読み返し、何度読んでも飽きません。

今日は、出合って30年目の夏を迎えたこの本について書きたいと思います。

(↑上の写真は、本の口絵。兄ブランウェルの筆によるエミリ・ブロンテの肖像です。)


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↑冒頭に主要人物たちの紹介があります。

〈あらすじ〉

1801年、都会からスラッシュクロス屋敷を借りに来たロックウッドという紳士が、近くの「嵐が丘」と呼ばれる家へ家主のヒースクリッフを訪ねるところから始まります。
その屋敷の異様な人々や雰囲気に驚き、興味を持った彼は、スラッシュクロス屋敷の家政婦であるエレン・ディーン(ネリイ)から両家にまつわる物語を聴く事となります。(ここからが本筋となります↓)

18世紀後半のある夏、「嵐が丘」に住むアーンショー家の大旦那がリヴァプールへ旅をした際に身寄りの無い少年を拾って連れ帰り、ヒースクリッフと名付ける。
国籍も年齢も不明、髪も眼も肌も黒いこの少年をアーンショー家の人々はジプシーのようだと気味悪がるが、大旦那はヒースクリッフを可愛がり、大切に育てる。
屋敷の子供たちのうち、兄のヒンドレはヒースクリッフに嫉妬し彼を苛めるが、妹のキャサリンは彼と心を通わせ、互いに無くてはならない存在になっていく。
アーンショー夫妻亡き後、妻を迎え入れ主人となったヒンドレはヒースクリッフを野良働きの卑しい身分に落としめてしまう。そんなヒースクリッフを変わらず慕うキャサリンは、彼と荒地を駆け回ることを喜びとしていた。
ある時、野をさまよっていた二人はリントン氏の住むスラッシュクロス屋敷の敷地に忍び込み、中を覗いているうちにキャサリンが猛犬にかまれ、大怪我を負ってしまう。
手当てを受けたキャサリンはそのまま暫く屋敷で療養する事になり、上品な生活に馴染んでいく。
その頃、ヒンドレの妻が男子ヘアトンを生んで亡くなり、最愛の妻を失ったヒンドレの生活は荒んでいく。
嵐が丘に戻ってからも度々リントン兄妹の来訪を受けていたキャサリンは、エドガー・リントンに求婚され、承諾してしまう。
エドガーの持ち合わせている上品さに引かれながらも、魂の底からの愛情をヒースクリッフに対して感じ続けているキャサリンの矛盾した心を知る由もないヒースクリッフは家を飛び出し、行方知れずになってしまう。
悲しみのあまり病気になり、回復したキャサリンがエドガーと結婚してしばらく経った頃、財力と教養を身につけたヒースクリッフがどこからともなく戻って来る。
キャサリンに近づくヒースクリッフと彼を遠ざけようとする夫との間でキャサリンの感情は高ぶり、神経をすり減らし、やがて自ら衰弱していく。ヒースクリッフと激しい抱擁を交わした後、娘(同じくキャサリンと名付けられる)を生んで息絶える。

キャサリンの死後、ヒースクリッフの情熱は復讐に向けられる。
まずはヒンドレを墜落・破産させ、その亡き後に自分が「嵐が丘」の主人となり、息子のヘアトンをかつての彼自身がそうであったように無教養な下僕にしてしまう。
またエドガーの妹イザベラの自分への恋心を利用し、結婚した後に虐待する。耐え切れなくなったイザベラは逃亡先で息子(リントン)を生んで亡くなる。
リントンをひきとったヒースクリッフは成長した息子をエドガーの娘キャサリンと近づけ、無理やり結婚させてしまう。
間もなくエドガーが亡くなり、病弱だった息子リントンも死ぬ。
ヒースクリッフは両家に君臨し、ヘアトンや未亡人となったキャサリンを虐げるが、キャサリン(母)を想い続け、彼女の霊にまつわられつつ悶死する。その亡骸は生前に手配しておいた通り、キャサリンの側に埋葬される。
残されたヘアトンとキャサリン(娘)の間に愛が芽生え始めたところで物語は終了する。



このようなお話です。
あらすじだけでもものすごく長くなってしまいました。親子で名前が同じだったりするので更にややこしい(ーー;)

ここから少し、挿絵をピックアップしてみます。

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↑1枚目の挿絵。来訪者であるロックウッドをヒースクリッフが迎えるところ。
いきなりこんな雰囲気なので、知らずに見たら怖い話かと思ったかもしれません。(後で幽霊も出て来ます)

挿絵は全てネル・ブッカー。

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↑リントン家で手当てを受けるキャサリンと、彼女を見つめるエドガー、リントン夫人、イザベラ。
下は下男に捕まえられたヒースクリッフ。


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↑エドガーを迎えるためにヒースクリッフを仕事に追いやろうとするキャサリンと、キャサリンの気持ちを図りかねて苦しむヒースクリッフ。


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↑死せるキャサリンと、悲しみにくれるヒースクリッフとエドガー。


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↑両家の子供たち。左からヘアトン、キャサリン、リントン。
上は彼らの様子に睨みをきかせるヒースクリッフ。



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↑目に入るもの全てがキャサリンの姿となり、自分を四方から取り囲んでいるようだと語るヒースクリッフの幻影とその様子。


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↑この本の価格は当時何と480円!!今ならきっともっとしますね(^^;)



読んだ当時 中学生だった私は、ヒースクリッフとキャサリンの深く激しい愛情こそ本物で、真実なのだと思っていました。

確かに二人の愛が真実である事は間違いなく、この上なく深い絆で結ばれている事にも間違いはないと思います。

でも大人になった今読み返してみると、感じる事がいろいろあります。

『嵐が丘』といえばヒースクリッフの(キャサリン逢いたさにその墓を暴くなどの)常軌を逸した愛情や執念深い復讐劇などが注目されがちですが、今の私にはそうしたヒースクリッフの非情さよりも、キャサリンの人格に対する衝撃の方が大きいです。

初めて読んだ時も確かに「すごい我儘だなあ」とは感じましたが、読んでいる私が自分中心の思春期だった事もあり、キャサリンの我儘も気性の激しいアーンショー家の血筋ゆえで、単に情熱の現れである部分が大きいのだと捉えていました。

例えば私がとても好きだった場面、エドガーのプロポーズを承諾してしまったキャサリンがネリイに自身の抱える矛盾を告白し、「私自身がヒースクリッフなのだ」と語るところ。
彼女はヒースクリッフと自分、両方の不幸をじっと見守って心に感じてきたと、この世に生きてきて何にもまして考えたのはヒースクリッフのことであり、ヒースクリッフに対する愛だけは永遠に色褪せる事はないと語っています。

でも一方で、兄がヒースクリッフをあんなに卑しい人間にしてしまわなければエドガーとの結婚を考えなかったと、今ヒースクリッフと結婚したら二人は乞食になってしまう。だからエドガーと結婚する事で自分がヒースクリッフを救い出せるのだとも言っています。これが一番立派な動機だと。

ネリイにも結婚の動機として「美男子だから」「私を愛しているから」「あの人は大きな財産を貰うから、この辺で一番お金持ちの奥さんになって自慢がしたいの」など先に並べた理由よりも、エドガーの財産でヒースクリッフを救えるというこの考えは一番いけないと諭されます。

だって彼ら双方にとって、これほど残酷な動機って他にあるでしょうか。いくらキャサリンが自分の正当性を主張したところで、「馬鹿にしている」と双方からそっぽを向かれても不思議ではない身勝手な動機です。

ヒースクリッフにとってはキャサリンが全てであり、他に失うものなどない人生です。
けれど地主の娘として生まれたお嬢様のキャサリンにとって、やはり上質な生活への未練も捨てきれなかったのではないでしょうか。

そしてキャサリンはこの先も「自分は常にまっとうで、一番正しい」という姿勢を崩そうとはしません。
いつも周りは自分の考えに同調してくれるものと考えています。自分が嬉しい時は共に喜び、泣いている時は共に悲しみ、いたわってもらえるのが当然と考えています。

リントン家に嫁いでから平和な日々を保てていたのは周囲の気遣いあっての事だったにもかかわらず、自分の方が皆のご機嫌をとりながらひとり辛さに耐えてきたのだと言い張ったり、
ヒースクリッフと夫が元々互いに嫌い合っている事を知っていながらヒースクリッフの来訪に一人有頂天になって彼を褒め、機嫌を損ねた夫を強く批判したり。

常に「私はこういう心持でいるのに、何故理解しようとしないの?私は至極まともな態度をとっているのに」と本気で考えているようなのです。

ヒースクリッフがイザベラを誘惑した際には自分の嫉妬心を巧妙に他事に置き換えて彼をなじり、騒ぎを知って駆けつけた夫に当たり散らし、おまけにヒースクリッフに加勢して夫を攻撃したりします。
そこまでしておいて、「あたしが旦那様のためを思って、声を嗄らしてヒースクリッフを責めた後へ旦那様が来て、あんな嫌味を言い出したんで、あたし、二人が喧嘩でも何でもやりたければやるがいいと思って、心配する気にもなれなかったわ」とあくまで自分を正当化し、言ってのけたりします。
ヒースクリッフとエドガーとが自分の胸を引き裂いてしまったのだ、というのがキャサリンの主張なのです。
そして泣いて泣いて嘆き死んで二人を悲嘆にくれさせてやると宣言した通り、本当に病んで、やがて死んでしまいます。

私から見れば、キャサリンは二人の間で心を引き裂かれたというよりは、自らが抱えるジレンマによって心を引き裂かれたといった方が正しいような気がします。

我儘や思い込みもここまで来ると恐ろしい程で、彼女の言動には開いた口が塞がらないという言葉がぴったりですが、それでも二人の男性の心を捉えたキャサリンには、きっと理屈で語れない何かがあったのでしょう。


キャサリンに強く惹かれたヒースクリッフとエドガーの他にも、『嵐が丘』には人の心の不思議や微妙な変化の様子がたくさん書かれています。


手塩に掛けて自分を育ててくれたネリイを忘れ、ヒースクリッフを父親のように慕うヒンドレの息子ヘアトン。
父の暴力に怯える幼少期を過ごし、偶然にヒースクリッフによって命を助けられた事もあったヘアトンは、その物怖じしない性質から苛めて面白いところがないと判断され、かわりに粗野と無知の底へと貶められてしまいます。
しかしヒースクリッフは自分の息子リントンよりもヘアトンの方が優れている事を知っていて、「一方は金だのに敷石に使われている、ところが、他方は錫だのに銀に見せようとして磨き立ててある」とヘアトンが自分の息子でない事を心底残念に感じています。
そんな彼の思惑を知っていてもヘアトンのヒースクリッフへの信頼は揺るがず、その死をただ一人心から嘆き悲しんだのもまたヘアトンでした。

憎いヒンドレの息子でありながら、その目は正にキャサリンを思わせるほど時として実の娘キャサリンよりも愛する人によく似ていて、若い頃の自分にそっくりでもあるヘアトンにヒースクリッフがシンパシーを感じていたことは充分に伝わっていたのかもしれません。


初めて娘キャサリンと対面したヘアトンは、彼女がのべつまくなしに話す内容はほとんど解らないながらもびっくりしたような顔で彼女を見つめ、その言葉に耳を傾けます。
エドガーが怪我をしたキャサリンの顔を穴の開くほど見つめ、「アーンショーのお嬢さんだ」と言う場面と同様に、おそらく目の前の少女に一目惚れしたのだろうという事が伝わる出会いの場面です。
キャサリンと出会ってヘアトンは自分の無知を恥じるようになり、一度はその努力をひねくれてしまった彼女によってへし折られもしますが、後に改めて彼女から愛と教養を同時に与えられる事になります。

二人が開かれた本に顔を寄せ合っている姿はとても微笑ましいです。

自分はモテる方だと自負しているロックウッドさんは美人の未亡人キャサリンがうっかり自分に惚れやしないかと期待していた分、そんな二人の姿に唇を噛みます。
ロックウッドさんの変な勘違いが実らなくて本当に良かったです(^^;)


私がもうひとつ印象に残っているのが、ヒースクリッフに捧げた愛情を踏みにじられたイザベラが、ヒースクリッフに対する憎しみを延々とネリイに語る場面です。
散々聞くに堪えないような恨み言を述べ続けながらも、「でも今だってまだ、あたしがどれほどあの男を愛していたかを思い出せるわ。そして今だってまだ愛し続けていられるような気さえするわ。もしーいいえ、だめ、だめ!(中略)あんな男はこの世から消えてなくなればいい。せめてあたしの記憶から消え失せてくれればいいのに!」と所々にまだヒースクリッフへの消せない愛情があることをほのめかしていて、その矛盾した心理がとてもよく描かれています。

30歳で亡くなった作者のエミリ・ブロンテに恋愛経験は無かったとされていますが、そうだとしたら彼女はどうやってこんな微妙な愛憎の心理を理解し表現する事が出来たのだろう…と私は思うのです。
人間の心理を鋭く観察する目が優れていたのでしょうか。でもそれだけで、こんな物語が書けるのだろうか…と私は不思議で仕方がないのです。

物語の終了前、周囲の人々を巻き込んで愛憎劇を繰り広げた末に亡くなったヒースクリッフとキャサリンの魂が、一緒になって嵐が丘を彷徨っているというエピソードがいくつか挙げられています。

「ヒースクリッフと女の人がいて怖くてそばを通れない」と泣く男の子。男の子の連れている羊たちも進もうとはしません。
召使いのジョウゼフじいさんも、雨の降る晩はいつも幽霊が二人、窓から覗いていると言っています。
どんな形であれ、命を全うした二人の魂はやっと結ばれたのでしょう。

物語の最初の方、嵐が丘に泊まったロックウッドさんは「中に入れて」とすすり泣くキャサリンの幽霊に遭遇しています。
「20年間 彷徨っていた」とキャサリンの霊は訴えます。


その様子をケイト・ブッシュが「嵐が丘」で歌っていますね↓







大好きなのに読書感想文を上手く書く事が出来なかった『嵐が丘』の世界について、30年経った今思うことを書いてみたら、とんでもなく長くなってしまいました☆

また時が経ったら、違った感想を持つかもしれません。

その間を何を思ってどんな風に過ごしたか、によっても変わってくるのでしょうね。


お読みくださり、ありがとうございました☆












by anandab4 | 2017-08-08 11:41 | 好きなこと | Comments(0)