人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

創造すること・ アートのある暮らし

anandaart.exblog.jp

グリム童話の絵【蜜蜂の女王】

◆絵画とジュエリーのショップへはこちらから→

◆オーダーメイドについては
こちらから→
(オーダーメイド絵画とジュエリー、マリアライトジュエリーのオーダーなどの受付)

◆手仕事のサイトiichiへはこちらから→
(基本 上記ショップと同じですが若干出品内容が異なり、 作品情報がより見やすく、伝わりやすくなっています。上記ショップの商品の他にプチジュエリーも取り扱っています)




先月の末、初めて大阪市立中央図書館へ行ってみました。

最寄りの図書館とは違い、たくさんの本が置いてあり、3人まで視聴が出来る個室もあるし、受付は郵便局か銀行の窓口のよう。
お目当ての芸術分野の本も充実していて、こんな図書館が近所にあったら、毎日でも通いたいぐらい。
ただ建物の雰囲気はちょっと薄暗い感じがして、その点は最寄りの図書館の方が明るくて居心地がいいかな…。

美術書は重たいので、本当はもっとたくさん借りたかったところを厳選して、冊数を抑えて借りて来ました。
そろそろ延長期間も期限を迎えようとしています。


そんな今日ご紹介する絵は、前作【ロバの王子】に引き続き、グリム童話がテーマです。
グリム童話の絵【蜜蜂の女王】_c0347597_11185184.jpg
グリム童話の【蜜蜂の女王】を基に描きました。

ざっとストーリーから↓

〈あらすじ〉
昔、王様の2人の息子が旅に出たまま自堕落に暮らし戻って来なくなったので、「抜け作」と呼ばれている末の王子が探しに行くことになりました。
兄たちを見つけた弟を「おまえなんかが世の中でまともに生きていけるわけがない」と兄たちは馬鹿にして笑いましたが、3人は揃って旅に出ました。
旅の途中で兄たちは「蟻塚を壊そう」「鴨を捕まえて焼肉にしよう」「蜂の巣をいぶして蜂蜜を盗もう」などの悪さをしようとしますが、末の王子はこれらの全てに反対し、兄たちを止めました。
やがて兄弟があるお城に辿り着くと、馬小屋には石の馬しかおらず、城の中も人の気配がありませんでしたが、広間を通り抜けた奥の部屋に小人を見つけました。
小人は王子たちに食事を与えて休ませ、翌日3つの課題を示して見せました。
その課題が出来れば城にかけられた魔法が解けるが、出来なければ石になってしまうというものです。
最初の課題は森の苔の間に落ちている王女の真珠千粒を集めることでしたが、1番上の兄も、2番目の兄も続けて失敗し、石に変えられてしまいます。
末の王子の番になり、思うように集められず泣いていると、助けた蟻たちがやって来て全て拾い集めてくれました。
次の課題は王女の寝室の鍵を湖から拾うというものでしたが、これも助けた鴨たちがやって来て鍵を拾ってくれました。
最後の課題は眠っている3人の王女の中から一番末の王女を見つけるというものでしたが、王女たちはよく似ており、違いは3人の眠る前に食べたものが1番上の王女は砂糖、2番目の王女はシロップ、末の王女は蜂蜜だったということでした。
すると、末の王子が助けてやった蜂たちの女王がやって来て末の王女の唇にとまってくれたので、無事に最後の課題も解くことが出来、お城の全てが眠りから覚め、石に変えられていた人たちも元の姿になりました。
末の王子は末の王女と結婚し、王様亡き後、王様となりました。
二人の兄たちはそれぞれ二人の王女たちと結婚しました。

グリム童話の絵【蜜蜂の女王】_c0347597_11195632.jpg
グリム童話の絵【蜜蜂の女王】_c0347597_11205059.jpg
グリム童話の絵【蜜蜂の女王】_c0347597_11212252.jpg
グリム童話の絵【蜜蜂の女王】_c0347597_11221229.jpg


以上のようなお話です…。

それにしても、頼りないからと言って、王子なのに「抜け作」って…(-_-;)
酷い言われようですが、そんな弟の優しさが、我が身と兄たち、お城の全ても丸ごと助ける結果となったわけですね。


物語がテーマの絵。
これからも少しずつですが、描いていきたいと思います。



【蜜蜂の女王】
sold
¥35,000-

用紙:ケント紙
画材:アクリルガッシュ
額縁サイズ:B4サイズ

ご紹介した絵は、上記のブログ連携ショップとiichiにて販売予定です。
こちらの作品は、現在This Is Galleryさんでの掲載となっています。

もしくはananda.art.support☆hotmail.co.jp(☆を@に変えて) まで直接お問い合わせください。


by anandab4 | 2018-11-21 14:51 | 絵画
<< “レディネリー”という名前のア... グリム童話の絵【ロバの王子】 >>