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※↓以下の記事を書いた後に整った内容をまとめて貼っています。
共同作業を始めるにあたって、まず必要になったのは私の屋号をどうするか、ということでした。
屋号と合わせて、何をしているのかが伝わるような肩書きを持った方がいいと。
何にしよう??
考えていた時、ふと目に留まったのが、ヒマラヤゴールドアゼツライトという石の証明書に書かれていた古代ヒンドゥーの原理、サット・チット・アーナンダでした。
サットは「真実」、チットは「意識」、アーナンダは「無上の幸福」を意味していると。至福です。
これだ!と思い、アーナンダにちなんで屋号をANANDA(アナンダ)にすることに決めました。
次は肩書きです。
その時点で思っていたのは、私の作るものを通して持ち主となる人の幸せをサポート出来たら…ということでした。
そこで、肩書きはヒーリング アート サポートに決めました(そのまま過ぎてベタですが)
何とか屋号も肩書きも決まり、麻里奈さんとの《愛の広がりプロジェクト》が始まりました。
この麻里奈さん考案によるプロジェクトは、オーダー発起人となられる方の祈りから波及した、世界への祈りを絵に込めて広げていくというプロジェクトでした。
まずオーダー発起人となる方、麻里奈さん、私の3人がそれぞれ世界への祈りの10項目を書き出すところから始まります。オーダー発起人の方は、個人の祈り(自分自身の叶えたい願い)も別に書き出します。
その願いと、祈りの10項目が書かれた紙を画用紙の下に敷き、麻里奈さんが下地絵を描きます。その下地絵を全部で9枚のハガキサイズに切り分け、それを受け取った私がそこに見えたものを描き表します。
最後に、麻里奈さんが仕上げをして完成です。
第1弾に始まり、これまでで第3弾まで描き上がりました。
第1弾と第2弾の仕上がりまでは早かったのですが、第3弾は、とてつもなく時間が掛かりました。
第3弾では、1枚につき、何度も絵が現れては消え、現れては消えの繰り返しでした。
9枚のうちのほとんどが、どれだけ描いてもなかなか完成を見ませんでした。
一度、全てを塗り消したものもありました。
絵の主人公は、その絵を購入される方の至福の姿なのだそうです。
第3弾では、それを完成させることを極めるために、途方もない時間が必要だったようです。
描き上がった絵の下には、その方の至福に至るまでの過程が、たくさん描き重ねられている事になります。
最初は、せっかく描いた絵を消すことに強い抵抗を感じました。それが故に完成から遠ざかっていたようです。
そんな時、麻里奈さんがザッと大胆に画面に色を入れました。それを見た時、私もようやく消すことを決心します。
すごく怖くて不安でしたが、絵の主人公は姿を変えて、ちゃんとそこに存在していてくれました。
そこからどんどん筆が進み、最後にいくつかの絵に麻里奈さんが虹を入れ、
第3弾はやっと完成したのでした。
写真は第3弾の中でも特に私の気に入っている2枚です。